あれ
線表による「やべぇ」はプロジェクト要員が少数なら感覚的あるいは定性的で良いのだが、人数が多かったり定量的な説得が必要になるなら、やり方を変える必要がある。
三点見積もりを行い、ベータ分布に基づいて「いつ」「どれだけの確率で」プロジェクトが達成されるかを求めることができる。
このあたりになってくると線表ではなくPERTに属するものになってくる。しかし、フリーのソフトウェアにてPERTを行えるものを寡聞にて知らない。有償ならなにがしかあるだろうが、金が出せないならExcelでなんとかするしか無い。しかしExcelには「数式の汚損がしばしば発生する」「PERT図の自動作図が困難」「図から直接入力できない」といった問題がある。
あれ
あれ
転居線表2023年を人に見せたら「これ売れるじゃん」って面白がってた。実際、わたしによる線表の作成と管理(とその他諸々の雑用)に対して、お客様から安くない稼働費が支払われていた。C社に対して。本当は線表の作成管理はプロパーがやったほうがいいと思う。
あと、「退去バッファ」のウケが良い。大真面目にバッファを設けてるので、ネタではない。
退去バッファがあることで、以下の利点がある
- 重要であることが自明な退去工程をクリティカルパスとしてGanttProjectが計算してくれる(しょうもない後続作業をクリティカルパスから除外できる)
- バッファ残量で「ヤバさ」がわかる
- 退去期限を超えるとリキダメが発生するので、リキダメ抑止に役立つ
あれ
線表による「やべぇ」の自覚は、線表をこねこねすることで生まれるというところもある。線表をこねる間にプロジェクトの計画に関する情報が脳に染み渡り身体化される。

